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​藍建て 染液ができるまで

(藍染の染液をつくることを藍建てと言います)

①灰汁取り

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②藍建て

1石5斗(約280リットル)の藍甕に灰汁、蒅(たで藍を発酵させて染料にしたもの)を入れて撹拌します。

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③石灰を入れる

発酵が進んできたらタイミングをしっかり判断して中石(石灰)を入れる。

このタイミングがとても重要!!

発酵の進み具合は、目で見る、香り、音などを頼りにして判断していきます。

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④灰汁上げ

とても大切な作業で早くても遅くてもいけない。

しっかり発酵の様子を見て、タイミングを見極めて灰汁上げをする。

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⑤完成!!

発酵の進み具合によって変わるのですが、大体7〜10日位かけて藍建てをして、蒅から色を引き出して染められる状態にしていきます。
 

真ん中に浮いているのは、藍の華です

この藍の華は藍の健康状態や年齢によって変わります。

藍の華の質感、色、大きさ、染液の表面に出る膜、膜の厚さ、色、手を入れた時の感触、舐めた時の味、刺激の強さ、香りなど、五感を使って藍のお世話をしていきます。

藍の声を聴くと表現するのですが、

それは藍と深く向き合って、藍が心地よくいられるように五感を使ってお世話をしていくことです。

それに答えるように、藍は良い色を出してくれます。

そうやって、藍との会話を楽しみながら染めていきます。

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